塗装剥離の窓口とは、塗装剥離剤の販売、剥離加工委託(剥離対象物をお預かりして剥離後返却する)、社内で剥離設備を有していない会社様への設備導入、既存設備の改善などのコンサルティング業務を行っております。剥離後の対象物の後処理方法、水洗水や使用済み剥離剤の処理方法など各種法令を遵守した環境設置はもちろん、導入後の更なる改善提案もいたします。塗装剥離でお悩みの方は、なんでもご相談ください。
塗装剥離とは、塗装製品や様々な塗装工程で使用するハンガーや治具(工作物を固定する道具)などの設備に付着した塗料を、化学的または物理的な方法で剥がす作業を指します。
工業製品の塗装剥離は対象を剥離剤に浸して、塗膜を剥がしたり容解させる浸漬処理が主流です。剥離剤での処理は、手作業や機械での処理に比べ、労力の軽減や対象物への損傷が少ないという利点があります。強力に塗布されている塗膜や樹脂の場合でも、綺麗に剥がすことが出来るため、リサイクルが可能となり、材料費コストの削減にも繋がります。
剥離剤に浸漬または塗付けて塗料を溶解・膨潤させ除去する。
直接または間接的に加熱(400度前後)して炭化させる。
ショットブラスト、バレル研磨機などで塗料を物理的に除去する。
その他、上記の方法を複合的に行う方法もございます。
当社は各種の塗装剥離剤も製造しており、各方法にはメリット・デメリットがございますので、素材や状態などで複合的に判断し最適な剥離加工方法を提案いたします。
塗装剥離剤の製造・販売から、剥離作業、設備導入から、既存設備の改善までトータルで行っており、塗装剥離の全工程の知識とノウハウが豊富です。剥離後の対象物の後処理方法、薬品・装置・方法の現場にそった改善も提案でき、あらゆるニーズに対して全方向での対応が可能です。
多様な剥離方法の提案により、作業効率の向上・業務改善だけでなく、各種法令に遵守し、環境はもちろん人にもやさしい最適な作業環境を提案いたします。
剥離性能、廃水処理の能力だけではなく、国内法規制:労働基準法、労安法、PRTR法、化審法、水質汚濁防止法、大気汚染防止法など、安全性や環境負荷も考慮して提案いたします。
法規制や環境負荷の点から非塩素系剥離剤が主流となっており、非塩素系は剥離力を上げるため、薬剤+設備+使用方法の工夫したパッケージでの提案が必須となります。
化学的剥離方法、機械的剥離方法、熱的剥離方法などそれぞれの剥離方法の特徴を踏まえ、剥離対象の状態や素材に合わせて最適な剥離作業方法を提案いたします。
剥離剤には、水系、アルコール系や塩素系また各種アルカリ成分等を含んだものなどさまざまです。各種剥離剤の特性や規制を鑑みた管理方法を提案いたします。
剥離後の鉄材等は防錆処理が必要など、剥離した対象物によって後処理や輸送方法が違います。それぞれの対象物にあった後処理、輸送方法を提案いたします。
洗浄水は、水質汚濁防止法、下水道法などの法律を守った処理方法が必要です。環境対策上の注意事項の項目に沿った処理方法を提案いたします。
剥離剤を塗装剥離加工専門会社にも販売するほど知見やノウハウが豊富です。薬品・装置・方法の現場にそった改善アドバイスの提案が可能です。
塗装剥離加工について
トータルでサポートします
塗装剥離剤の専門
化学工業界で研究開発、技術営業職を35年。携わった研究分野は有機合成、界面活性剤等の配合・乳化技術、塗装剥離剤、洗浄剤、防錆剤等。
剥離加工部門の専門
塗装剥離加工の実績は20年以上。剥離対象物にとって最善の剥離方法を提案できる。またその経験から近年は剥離困難な複合材料素材の剥離加工にもチャレンジしている。
剥離加工部門の専門2
塗装剥離加工の実績は30年以上。経験と実績により剥離対象物と会話をするように剥離する職人肌のプロフェショナル。
設備部門の専門
加温式塗装剥離設備のノウハウは豊富で、顧客の条件にあった設計と耐薬品性等を充分に考慮した耐久性の高い設備を提案する事が可能。
塗装関連部門の専門
水洗式塗装ブース用クリーナーなどの塗装関連薬品のプロフェショナル。常に新しいものにトライしている現在の一押しは強力凝集浄化剤N-1。
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